リフォームはスケジュールカレンダーを作るところから始めましょう




改修工事を思いついたら改修カレンダーを作る

リフォームは思い立った時から始まっています。
リフォームの規模が大きくなるほど時間が必要なのは言うまでもありませんが、リフォームを思い立っても一向に話しが前に進まないとか、いつまで経っても家族の意見がまとまらないと言ったことはよくある話しです。

そこでリフォームを思い立ったら先ずスケジュールを記入したリフォームカレンダーを作るところから始めてみるのはいかがでしょう。
リフォームカレンダーと言っても難しいものではなく、どこかで頂いたカレンダーに目標にする日を決めて丸を入れ、何の日か記入しておくだけでいいのです。
リフォームカレンダーを作るに当たって一番最初に決める基準となる日は、完成引き渡しの日です。

なぜこの日を最初に決めて基準となる日にしたいかと言うと、長いリフォームスケジュールの日程の中で一番嬉しい日になることで目標とする日に適しているからです。
例えばこれからリフォームに取り掛かるための仮設生活を始める日を基準としたなら、その日は辛い生活の突入日となりモチベーションを下げてしまいかねないからです。
一番嬉しい日を目標基準にすることでリフォーム計画を推し進める原動力になります。

完成引き渡し日を決めたらその日から逆算して着工日や引っ越し、契約日などを決めていきます。
この逆算で着工日を決めようと思うと工事期間(工期)を考えなければなりませんが、神経質になってプロが考えるような工期にする必要はありません。
大まかに1ヶ月なのか2ヶ月、または3ヶ月と言った大まかなところで決めておきます。
しかしその前のリフォーム業者との契約日には、なぜその日なのかと言った根拠があればそれもまたリフォームを実行する原動力となります。
例えば「この契約日が少し過ぎると消費税が10%になる」と言った理由づけです。
他にも子供の進学だとかゴールデンウィークなども理由になり得るものです。

リフォームを思い立ってから完成引き渡しまでの中で一番時間がかかるのが、プラン確認や予算出しなどリフォーム業者を選ぶ頃から契約までの時間です。
なぜ時間がかかるのかと言うと、プラン変更や見積もりをするのに図面変更から行うなど、それらの作業は単純ではなく、業者に任せるしか手段がないからです。
風呂やキッチンなどの単独リフォームならそう時間はかかりませんが、大きなリフォームになるほどプラン決定に時間をかけたくなります。

それまでにしなければならないのが家族の欲求の集約です。
いくら夫婦や親子であっても住まいに対する価値観や欲求は異なるからです。

今年も始まったばかりなので2019年のカレンダーを一つリフォームスケジュールように作ってみてはいかがでしょう。
前回も書きましたが今年は消費税が増税されたり、年号が変わるなど誰にとっても覚えやすい特別な年になりそうなので、リフォームを思い切るとしてもいい年になると思われます。