洗濯物を干す場所、メリットの集大成とは?




LIXIL サニージュ

サンルームは省エネ乾燥機

洗濯物を干す場所としては、外干し派と部屋干し派に分かれますが、それぞれのメリットとデメリットを考え、リフォームに生かすことが出来るか考えてみました。

外干しと部屋干しのメリットとデメリット

外干しのメリット

・太陽光の殺菌力を利用できる。
・天気がよければ早く乾く。
・風があれば更に早く乾く。
・屋内に場所を取らない。

外干しのデメリット
・花粉やホコリが付着する。
・天気の変化に注意が必要。
・盗難に注意が必要。

部屋干しのメリット
・天気を気にしなくていいので干したまま出かけることができる。
・花粉やホコリが付着しない。
・盗難の心配がない。

部屋干しのデメリット
・生乾きで臭いが気になることがある。
・部屋の場所を占領する。
・見た目が悪い。
・除湿機を使えば電気代が掛かる。

こうして外干しと部屋干しのメリットとデメリットを拾い出せばよく分かりますが、外干しのメリットは部屋干しのデメリットになり、部屋干しのメリットは外干しのデメリットになります。
それならメリットだけを集めた場所を作ればいいのではないか、と言うことになります。
これまではそのような物干し場を大工さんに作ってもらっていました。
外に木材で屋根の付いた囲いを作り、透明に近いポリカ波板を屋根や壁に張っていました。
しかし下地材が丸見えで見た目がオシャレでないのと、風が吹けばどうしても隙間からホコリが侵入することがあります。
それを既製品化したのがサンルームです。

まだまだ知られていないサンルームのメリット

外干しと部屋干しのメリットだけを生かして考えた場合、一番のお勧めはサンルームを設置することです。

サンルームは外干しと部屋干し、どちらのメリットもそのまま生かすことができます。
その上に外干し、部屋干し以上のメリットを更に一つ追加できるのです。

それは天気さえ良ければサンルームの温室効果で、とにかく早く洗濯物が乾くのです。
電気も必要ないので省エネ商品でもあります。
窓を付けることができるので、花粉や黄砂の時期は窓を閉めることで解決できます。
敢えてデメリットを上げるとするなら設置費用が高額なのと、設置場所も日当たりが良く、洗濯の動線を考えて設置することが条件になるでしょう。
その条件をクリアできるならサンルームは最高の洗濯物干し場になります。

ユニットバスにも乾燥機が付いていて、洗濯物を乾かす機能を備えた商品があるので梅雨時期などには便利ですが電気代が掛かります。
洗濯物干し場をあらゆる条件で考えるなら、それはテラスでもなく、ウッドデッキでもなくベランダでもない、サンルームを一番にお勧めします。