「失敗しないリフォーム」はレベルが低い!




リクシルショールーム

顧客満足度120%が常識のリフォーム業界

リフォームで失敗しないのは当たり前

このブログの一番最初に書いた記事のテーマが「リフォーム業者を選ぶ決め手」でした。

それから半年が経とうとしていますが、このテーマを最初に書こうと思った理由はリフォームをしようと考えている人にとって最も重要だと思えることでもあり、最も初期に判断しなくてはいけない事柄だからです。
よく「失敗しないリフォームのために」とか「失敗しない業者選び」などのタイトルを目にしますが、実際失敗したリフォームとはどのような事を意味するのか考えずに、ただ自社を売り込みたいだとか、書籍を売るためだけのキャッチコピーにすぎないと感じたりします。
それでは失敗したリフォームとはどのようなリフォームなのか考えてみます。

リフォームを失敗したと思える理由

・まるで詐欺にでもあったような到底納得できない法外な請求をされた。
・伝えていた要望の半分も叶えてもらえなかった。
・職人のマナーが悪く神経がすり減った。
・間違った商品を設置され最終的に値引きで納得させられた。
・想像していた仕上がりより綺麗にならなかった。
・引き渡し後の引っ越しで冷蔵庫が入らなかった。
・打ち合わせで確認済みのテレビのアンテナ線が引き込んでなく、やむなく露出になった。
・見積もりに必ず必要な商品の落としがあり、当たり前のように追加請求された。
挙げればきりが無いのでこのくらいでまとめてみると、失敗だと感じるのは不満の度合いだと言えます。
顧客満足度が70点以下なら失敗、101点以上なら成功、その間なら「まあこんなもんか」となります。
顧客満足度の失敗点を70点以下にするか80点以下にするかは論議するまでもなく、失敗したリフォームのレベルが如何に低いかと言う点が問題です。
それを「失敗しないため」などと誇張していることはレベルの低さをアピールしているとも誤解されかねません。

リフォーム業者に心当たりがない時は

リフォームをしたいけどどこにお願いしていいか分からないという方は、友人や親戚などからリフォーム経験者を探して顧客満足度が何点だったか聞き込みをして下さい。

101点以上の業者ではなく101点以上の担当者を紹介してもらうと、先ず失敗は無いと言っていいでしょう。
真摯にリフォームに取り組んでいる会社は当然のようにお客様の期待値以上の仕事をする努力をしています。
顧客満足度の高いリフォーム担当者ほど、お客様の立場で考えてくれる責任感の強い人です。
利益重視より顧客満足を優先する信頼できる人を探すことをお勧めします。

お勧めしませんがもしキャッチコピーで決めるなら「失敗しないリフォーム」ではなく「あなたの期待を超えるリフォーム」で選んで下さい。