キッチン片付けのコツ




見せる収納はキッチンから

キッチンが片付いてないと何処も片付ける気がしないと思いませんか?
片付けるのに一番難しい場所もキッチンなのではと思ってしまいます。
忙しいのに使う頻度が多いから片付かないと言うのも理由なのでは?
一度ゆっくり時間を掛けて片付けてみると案外スッキリすると思います。

先ずは毎日使う物とたまにしか使わない物に分けてみて下さい。
ほぼ毎日使う鍋やフライパン、お玉や食器などは見えるところに出ていてもいいとして、滅多に使わないお玉が正面にぶら下がっていたり、ほとんど使わないフライパンもその辺に伏せてあったりしませんか?
     


普段使わない物は見えない所に隠すようにして下さい。
しかし滅多に使わないと言ってもその頻度は異なると思います。
「一年に一回も使わないか」とか、「いや月に一度は使うかも」などです。
キッチンキャビネットの中には一回も使ったことがない物まで入っていませんか?
一回も使ったことがない物は倉庫などに移すか思い切って処分も考える方がいいでしょう。
そうしてキッチンキャビネット内に空間が出来ると、そこに使う頻度の高いものから収納していきます。

一度クリナップなどのキッチンメーカーのショールームを覗いてみると分かりますが、「キッチンキャビネットの中にはこんなに多くの物が収納できるんだ」と実感できるように収納物も含め展示してあります。
おそらく4人家族くらいであっても、毎日使う食器や調理器具はそんなに多くないと思われます。

毎日使う物ほどお洒落な物に!

私の家もそうでしたが、昔は一回も使ったことがないちょっと洒落た安めのマイセンだとかノリタケのコーヒーカップが水屋と言われるカップボードに入っていました。
全て頂きものでしたがお客様用と言う事だったのでしょう。
それなのに普段使う食器は長年愛用した古いものが多かったように思います。
さすがに今は少し考え方も変わりましたが、毎日使う食器を高価な物でなくてもちょっと洒落たものにし、見えるところに洗って伏せて置いただけで生活を豊かに感じることができます。
食器だけではなくて、お玉杓子なども普通の何の味気もない金属杓子より、見るからに味わいのある木製お玉にすると生活にゆとりを感じませんか?

全ての物を隠してしまうとスッキリはしますが生活感が消えて殺風景になるので、ある程度よく使う物はそこにあって当たり前と考えると、気持ちも楽になります。
そのかわり見えるところに置くものはちょっとお洒落な物にすればいいのです。

さすがにカップラーメンなどは見えない所に隠してほしいのですが、スパイスや家で作った梅酒などの食品も容器がお洒落であれば敢えて見せてみるのもありだと思います。
今は100均などに行けば使えるビン類もたくさんあります。

※参考記事

あなたは片付かないのを収納が少ないせいにしていませんか? あなたは片付けることを収納の中にしまうと勘違いしていませんか? あなたは何も出ていない部屋を片付いていると勘違いしていませんか?

毎日使う物は片付けない!

ほぼ毎日使う物は片付けなくても洗って水を切っておくだけで次の出番が来てしまいます。
毎日使う同じ食器などは食器洗浄機が収納になっている人も多いと思いますが、それで問題なければいいのではないでしょうか。
勤めている人は忙しいので出来るだけ毎日の片付けを減らしたいのは当たり前です。
片付けるのではなくて置くだけですが、それらの食器やフライパン、鍋、お玉杓子などはまるでキッチンメーカーのショールームのようにインテリアの一部にしてしまえばいいのです。

見せてもいい物と見せられない物

今は友人知人の急な訪問があった時、リビングやダイニングに通される方も多いと思います。
LDKでリビングやダイニングからキッチンが見えてしまう場合は、急には片付けられないものです。
普段から見られてもいい物は出していても、あまり見せたくない物は隠すように習慣化されていれば大丈夫です。
例えば先ほどのお洒落な食器やフライパンなどは当然見せてもいいのですが、一番見せたくないものはゴミ類です。
インスタント食品は普段から収納にしまう習慣にしておけばいいのですが、出来ればゴミ箱も隠す工夫をして頂きたいのです。
ホームセンターなどにはゴミが直接見えずに分別して収納できるゴミ箱があるので検討する価値はあります。
今では生ごみも、乾燥させて悪臭を出さない生ごみ処理機があります。

まとめ

・毎日使う物はお洒落な物に変える。
・1年以上使わない物は倉庫にしまうか処分する。
・毎日使う物は片付けようとせず、あえて見せる。
・スパイスやビン類もインテリアに変える。
・インスタント食品、コンビニやスーパーの袋類、ゴミ、生ゴミは見せない。
・キッチンメーカーのショールームを参考にしてみる。