Jw_cad(フリーソフト)を初めて使ってみる




左右にあるツールバーはドラッグしてどこでも移動することができる

JWCADの使い方

JWCADソフトを使って図面を書いてみましょう。
先ずJw_cad(ジェイダブルキャド)をダウンロードしましょう。
ダウンロードは
www.jwcad.net/

ダウンロードできれば次にその実行ファイルをダブルクリックしてインストールします。

JW_CADの使い方

Jw_cadを立ち上げたら先ず用紙選択をします。

画面右下バー(ステータスバー)の中にA-3となっている所をクリックするとA-0からA-4、A-3、5Aなど、選択が可能です。

次はその横にある縮尺を選択しましょう。

A-3用紙に50坪程度の家の平面図を書くならS=1/100に設定すれば1階も2階も1枚の用紙に入れることができます。
その横には現在のレイヤーが表示されています。
0-0はゼログループの0レイヤーになっているということです。

レイヤーの意味

CADレイヤーとは透明なシートとよく表現されますが、Jw_cadではグループレーヤーが▢の中に0123456789ABCDEFと16枚あり、その一つ一つのグループレイヤーの中に〇で表記されたレイヤーが16枚あります。
全部で256枚の透明シートが使えると思って下さい。

・レイヤーの使い方

例えば一枚のレイヤーには方眼紙のような補助線を書き、違うレイヤーに補助線を頼りに平面図を書き、また違うレイヤーに寸法線、また他のレイヤーに器具図面といったように、書く図面を何枚ものレイヤーに分けておけば、必要な図面だけを表示させたりプリントしたりできます。
実際に図面を書き込むレイヤーをアクティブにするには、その英数文字の上にマウスカーソルを移動させ右クリックします。
表示させたくないレイヤーは左クリックで消してしまうことも、書き込みは出来ませんが表示だけさせる事もできます。
グループレーヤーによって縮尺を変えるなど複雑な使い方も可能です。

名前を付けて保存

どのソフトも同じですが最初にファイル(F)から名前を付けて保存(A)で保存しておきましょう。

線を書く

作図1ツールバーで一番上の/を選択し、線を書き出したいところを左クリックし、線を終えたいところでもう一度左クリックします。
今書いた線の端から次の線を書きたい場合は、その線の端にマウスカーソルを置き、右クリックして書き始め、線を終えたいところで左クリックします。

マウスを使いこなす

Jw_cadではマウスを使って画面表示を切り替えます。

左クリックドラッグで出来る事
12:00の方向に画面上で左クリックしてからドラッグすると「文字」
1:00は「線、矩形」(矩形とはすべての角が直角の、四辺形。長方形のこと)
2:00「円、円弧」(円弧とは円周の一部分)
など

右ドラッグで出来る事
真ん中で「キャンセル」
8:00伸縮
10:00消去
11:00複線
など

右左両方同時クリックしたままドラッグで出来る事
右上にドラッグすると「全体表示」
右下にドラッグすると「その範囲が拡大」
左下にドラッグすると「前倍率」
左上にドラッグすると「伸縮」

このようにJw_cadではマウスを使いこなすことで作業効率が飛躍的にアップします。
最初は難しく感じますが、慣れれば考えずにマウスが動くようになります。

Jw_cadは使って慣れる

最初は線を引いたり、丸や四角を書いたり、レイヤーで書き分けるなどして慣れることです。
少し慣れてくると今度は自分の住んでいる家の間取り平面図を、自分なりにレイヤー分けして書いてみます。
毎日30分程度Jw_cadを使っていると、マウスの使い方なども含め思っている以上に早く馴染んできます。

とにかく丸や四角、何でも書いてみましょう

Jw_cadは図面を書くだけではない

例えば音楽をやっている人は、わざわざ五線紙を買わなくてもJw_cadで直ぐに作ることができます。
ブログを書いている人にはアイデア次第で表現の幅が広がるでしょうし、他のソフトと組み合わせて使うことも可能です。