水道からの漏水はどこまでが市区町村負担なの?




水道の漏水に気が付いた時の対応は?

もしいつも乾いている道路が濡れていたら

市道や里道など公共の道路に埋設されている水道管が経年劣化などにより漏水した場合は、もちろん市区町村が修繕工事をします。
もし家の前の道で普段乾いているところが濡れていたら「漏水かも知れない」と判断し、市区町村の水道局(水道課)に連絡して下さい。
自分には関係ないと知らない振りをしていたら、漏水箇所の土が地中でえぐられて突然陥没し巻き込まれて二次災害に巻き込まれることも考えられます。

水道課に連絡して漏水調査の後、漏水修繕工事が着工となるでしょうが、その時もし断水のお知らせがあったら、断水後の水道使用にも注意が必要です。
工事で水道管内部に小さな砂などが混入している可能性が高くなるからです。

近年キッチンや浴室などの混合水栓(カラン)は高機能で構造も複雑になっています。
その分高価で数万円するのが普通で中には十万円以上する商品も稀ではありません。

そのような水栓金具(カラン)の中に工事後の小さな砂が入り込めばたちまち故障してしまいます。

水道メーターから下流側が漏水した場合

この場合は家主の工事費用負担となります。
借家の場合も基本的に家主負担です。
もちろん持ち家の場合は住人が負担しなければなりませんが、業者に心当たりがない場合は市区町村の水道局(水道課)で相談するのが賢明です。
水道や下水工事業者は市区町村単位で指定された会社があるからです。

前にも書いていますが、漏水修繕を依頼する場合に事前に調べておいた方が費用が安くなることもあります。
漏水修繕工事に相場という概念はなく、見積もりも取らずに緊急を要する工事も稀ではありません。
言葉を変えれば業者の言い値で支払うということになります。

修繕費の請求金額は、時間と人数、材料、工事内容で決めている会社がほとんどです。
例えば「水のトラブル8000円~」などと宣伝している業者の金額は決して安いとは言えないものです。

例えばひとりの作業員が蛇口のケレップ(水栓金具の部品100円前後)を1個10分程度で交換するだけでも最低金額の8000円の請求は免れません。
中には出張費などと合わせてもっと高額な請求を受けることも考えられます。

漏水の修繕依頼をする前に調べること

・水道の蛇口をすべて閉め、メーターボックスの蓋を開けてメーターが動いていないか確認する。
・メーターがどのくらいのスピードで動いているか確認する。
・ゆっくりしか動いていない場合は、1時間単位で一番右の数字がどのくらい動くか確認する。
・給湯器に付いている流入側の水道のコック(止水栓)を締めて給湯器に水が入らないようにする。
その状態でメーターの動作を確認し、動きが止まったとしたなら漏水箇所は給湯管か給湯器ということになる。
メーターが変わらず動いていたら水道管からの漏水と言うことです。
・水の漏れる音(シューという音)や濡れているところがないか探す。
特に浴室やキッチンの床下、洗面台付近や屋外の蛇口付近を見渡し、耳や目などの五感の神経を集中させて違和感を感じるところがないか探します。

これらは漏水の確認、漏水の量、漏水の経路、漏水の箇所などを事前に収集することで、業者に余分な時間や人数など手間を省いて頂くための情報になります。

水道管の道路引き込みからメーターまでの漏水

水道管は道路の本管から宅内に分岐されて引き込まれています。
問題は官民の境界線から宅地内に設置されている水道メーターまでの漏水です。
漏水箇所が境界線ギリギリで掘削してみないと分からない場合や、宅地内で漏水している場合は漏水修繕の費用負担はどうなるでしょう。

以前は宅地ないの漏水の場合、宅地所有者の負担にしていた市区町村も多くありましたが、現在はほとんど市区町村で負担していただけます。

但し漏水修繕を行う過程で宅地内に設置してある物置などを移動しなければならない場合は、その費用に関して宅地所有者に負担がかかるようです。

水道メーターが動かないので水道料金が増えることはなくても、そのまま放置しておけば何かと悪影響を及ぼすので早急な対応が必要です。

すぐに水道局に連絡をして対応してもらいましょう。

※メーター付近で漏水した例